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Fuwalog

無理しない。我慢しない。頑張らない。

『ララピポ』の杉山博くんが自分すぎてつらい

『ララピポ』という本があります。けっこう昔の作品です。

映画化もされているそうです、みてないけど。

 

その中に出てくる杉山博(32)がそれはそれはダメな人間なのですが、自分と重なる部分が多くて、むしろこれ私?と思ってしまうくらい博くん(親近感からくん付けで呼んでしまう)の気持ちがよくわかる。つらい。

 

特にいま、私は正社員→フリーター→無職と人生の坂道を猛スピードで転がり落ちているのですが、博くんも負けず劣らず転がってます。

 

『ララピポ』は全部が博くんの話ではなく、いろんな人がでてくるのですが、博くんの出てくる話は何度も読み返してます。あと最後の話と。

 

途中に出てくる主婦や作家やスカウトマンの話も面白いのだけど、ちょっとえげつなくて何度も読む気にならないかなー。特に主婦の話は描写がえげつない。

まあ博くんの話も十分えげつないですけど。なんなら一番、画的にきついかも。映画見てないからわからないけど、映像化できたのだろうか。。

 

全体的に内容がえげつないです。でも人間ってこういう生き物なのかなーとも思うので、捉え方によっては「人間とは」「人生とは」みたいな作品なので、教科書にのってもいいのかも。多分そういうことではないと思うけど。とりあえず教科書にはのっちゃだめ。読書感想文も書いちゃだめ。

 

でも、こんなにえげつない内容なのに、読後感は意外とすっきりさわやかです。なんでだろう。

あんまり人におすすめはできない作品ですが、私は面白かったです。でも何度も言いますが、えげつないので読むのはおすすめはしません。